School/Nirvana (Grange Buffet ver)
オフィシャルの作品ではないが、ニルヴァーナの「スクール」のライヴ音源を鑑賞した。
イントロ、ギター・フィードバック・ノイズから一気に6弦E音の開放音と5フラット
A音を使用したリフ(指から血が滴りそうな程高速)をたたみ掛ける。
コーラス部分のコード進行は、C5→A5→Em→D→C5→A5
ということは、キーはCで、リフのEの開放音はEではなくEmのマイナーを排した物でAは本来Amなのだろうか。
まあアメリカン・ハードコアの影響下にあるバンドに音楽理論を持って分析しても
意味がないかも知れないが、これが結果、とても美しい曲になっており
その美しさは、アルバムより、このライヴ音源の方に結晶化している。
カート・コベインのギター・ソロ、ブルース・ロックになりそうなところ、単純にメロディの美しさに重きを置き、カート・コベイン・スタイルのソロになっている。
とにかくこの楽曲のコーラス部分のコード進行に着眼し、色々思索していけば
楽曲制作のヒントになるだろう。